「ワンオペ育児」という言葉が注目を集めていますよねぇぇ。
「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」のことです。
元々は、飲食店などで、一人ですべての作業をこなす過酷な労働状況のことを「ワンオペ」と表現されました。
つまり、「ワンオペ育児」とは、子育てをすべて一人で抱える過酷な育児環境のことです。
これだけこの言葉に反響があるのは、今の時代たった一人で育児をして、孤独や限界を感じているママがとても多いということですね。
私も、長男を9年前に出産してから基本的にずっとワンオペ育児です。
特に、赤ちゃんの間は本当に大変ですよねぇぇ
( ;´Д`)
正直、「ワンオペ育児」という言葉を聞くようになって、つらいママの状況を思うと胸が痛くなります。
ワンオペ育児は何がつらいのか、また、改善のために私が取り組んだことなどをご紹介します。
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ワンオペ育児は孤独に身を削る毎日
赤ちゃんが生まれた瞬間から、ママは子供第一、自分のことを考える余裕も構う暇もなくなりますよね。
授乳におむつ替え、寝かしつけをしていたらいつの間にか1日が終わってしまいます。
睡眠も食事もトイレもお風呂も、自分のことをゆっくり満足にすることはできません。
加えて掃除洗濯料理の毎日の家事だよ!!
何がつらいって、この状況が一人孤独に毎日終わりなく続くのです。
体調を崩しても、誰にも助けてもらえませんし、育児は休むことができません。
自分のために頭が痛くても、熱が出てきつくても簡単に病院に行くこともできません。
結局私は、子供が生まれて3ヶ月の時に体調を崩して、病院でこれ以上の無理はダメですと言われてしまいました。
無理って言われてもねぇ。。。
ワンオペ脱出のために一人でやって当たり前をやめてみた
身体を壊してみて、子供の健康を守って育てることと同じくらい、
自分が倒れないことも大切であることに初めて気がつきました。
しかし、頼れる両親も近くにはいませんし、夫も仕事が毎日夜遅くまであるので、
基本的に身内にはサポートを期待できない状況でした。
そこで、自分の主治医や市役所などに相談して、
家事や育児をどこかに頼れるところがないかを探しました。
最初は、母親が子育てするのが当たり前なのではないか、せめて家庭内で解決すべきことなのではないかと悩みました。
しかし、どうしても私一人では改善することができません。
無理をして体を壊したことをきっかけにまずは、家族が健康でいられることを第一優先に
他のことは、大変な状況を乗り切ってから考えようと思い直しました。
家族以外の身近なサポートを利用する
私が探して実際に、登録や利用したサポートをご紹介しますね。
最初は頼ることに抵抗がありましたが、一度お願いしてみると、心が軽くなり毎日に余裕ができたんです。
いざという時はこういうサポートもあるよ!ってことを知っておくだけで安心できますよ^^
1、シルバー人材センター
シルバー人材センターで対応している仕事の中で、子育て中の家事や育児をサポートするサービスを利用しました。
週に2~3回、3時間程料理を中心に家事のサポートをお願いすることに。
家事のサポートをやってもらえて気持ちに余裕ができたことで、ピリピリしていた育児にゆっくり向き合えました。
また基本的に年配の女性なので、孫のような目線で接してもらえて、育児で抱えていた孤独な気持ちも軽減されましたよ。
利用方法などは地域によって違いがあるので、区役所や保健所のサイトなどで確認することをおすすめします。
2、生協コープの「くらしの助け合い」
日本生活協同組合連合会には、「くらしの助け合い活動」があります。
これは、高齢者や子育てをする家庭のために、家事の援助などを有償のボランティアでしているものです。
生協コープの組合員であることが条件になります。
しかし、加入すれば食品や日用品の宅配サービスもあるので、子育て家庭にはオススメですよ。
子どもが小さいうちは利用料金も無料ですしね^^
>>>スーパーにも負けない豊富な品揃え!生協の宅配サービスを詳しく見てみる
3、宅配サービス
スーパーやコンビニエンスストアなどでは、食品や日用品、医薬品の宅配に対応しているところがあります。
イオンやセブンネットなど身近なスーパーもネットで注文して宅配してくれるサービスをやっているので本当にべんりですよね!
またこの他に、食材や冷凍おかずの宅配サービスなども利用しました。
特に産後は母乳のために栄養も大事です!
きちんと栄養のあるご飯を作るのは大変だけど宅配で届けてくれるとホント助かりました。
1か月だけ、2か月だけと割り切ってお願いするものおススメです!
パソコンやスマホから注文できて、当日届くところもあるのでホントありがたい!!
4、子育て短期支援事業
ママが病気や育児で疲れて子育てをすることができない時、自治体には一時的に子供を預かる制度があります。
乳児院や児童養護施設に、ショートステイとして、7日以内なら子供が泊まって世話を受けることが可能。
ママの出張や出産、それに冠婚葬祭などでも利用することができます。
利用するには、事前に登録することが必要。
いざというときのワンオペ育児のセーフティーネットとして心強い味方ですね。
私は、結局利用はしませんでしたが、登録しておくことでとても安心できましたよ。
ワンオペ育児の改善策まとめ
とにかくワンオペ育児に限界を感じたら、無理に抱え込まず、周りに相談しましょう!
周りのママに聞くと、自治体の子育て支援は、地域によって様々なサポートがあるようです。
私も一人目の時はしょっちゅう子育て支援センターに電話してましたw
実際に、勇気を出して相談したら、とても親身に話を聞いてサポートを紹介してもらえました。
誰でもいいんです!
小児科でも、助産師さんでも、ママが話しやすい人につらさや不安を伝えてください。
どこからかサポートの糸口が見つかるかもしれません。
今は3人目だから言えますが
一人で頑張らないで大丈夫!!
助けて欲しいと声を出せば、助けたいと思っている人は必ずいますよ。
私自身もいつか、自分が救われたようなサポートを、小さいことでも何かできるようになりたいと思っています。